映画「マイ・ブラザー」と「ある愛の風景」

ジム・シェリダン監督、トビー・マグワイア、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ギレンホール主演の「マイ・ブラザー」は、デンマークのスザンネ・ビア監督による「ある愛の風景」のリメイク。 物語は、海兵隊の大尉である兄のサムが、銀行強盗で刑期を終えた弟トミー(ジェイク・ギレンホール)と入れ替わるようにアフガニスタンへと派遣されます。そして戦闘中行方不明となり推定死亡とされますが、実は捕虜として生きていた。 一方、夫を亡くした妻グレース(ナタリー・ポートマン)は、2人の幼い娘を抱え悲嘆にくれるが、そんな一家を改心したトミーが慰める、という展開です。 予告編で感じたような、寡婦と弟の肉体関係へは進展せず、きちんと一線を守っている関係なのが好ましい。 そこへサムが帰還し、捕虜生活で生き延びるために"やってしまったこと"への悔恨から、妻と弟の関係を疑い、それを許そうとする、という展開です。 まずジム・シェリダン作品としては、アイルランド問題を扱った「ボクサー」を思い出します。戦士の妻が、夫の収監中に不貞を働くという切実な物語でした。今回は銃後の妻グレースは不貞を働きません。"キスをしただけ"。 これをどう取るか、というのも大きなポイントになる。 夫が生きている日常生活の中でキスをしたら大問題でも、夫が死んだと全員が認識しているときなら許されるのかどうか。 同時に、家族のために生き延びようとするサムは、捕虜として何が何でも生きようとしますが、それはどこまで許されるのか。 驚くほど細部までデンマークのオリジナルと同じでした。 薬剤師求人 非公開情報ナビjp